校門から少し離れたとこに車が停まっていた。


「お疲れさまです。

学校、どうでした?」


「いつもと変わんねぇよ。

うぜぇ奴ばっかりだ。」



車の中に入り、眼鏡とネクタイを取った。



「でも、楽でしょう?

ソウじゃない本当の自分って。」



「まぁな…」



俺は、車の中に置いてあるカバンから服を取り出して着た。