ギリギリセーフだな… もう少しで門閉まるとこだった… 俺は、教室に向かい… 自分の席について、本を読んでいた。 「相変わらず地味なことしてるわね。」 うぜぇ女が俺の席の隣に座り言ってきた。 無視しよう。 俺は、そのまま読書していたら… 「あれっ?あんた唇から血が出てるわよ?」 ユリが血に気づいてハンカチを出して俺の口に当ててきた。