俺の家から学校まで約30分ほど…
この調子で歩けば、余裕で学校に着くな…
俺は、イヤホンをして『誰僕』のキャラソンを聴いて学校に向かった。
やっぱり、『誰僕』はいいな…
あの場面を思い出すだけで、泣けてくる…
あっ、そういえば…
今日『誰僕』入るな…
よしっ、録画しとくか。
そんなこと考えながら歩いていたら…
見るからに不良が地味な女にカツアゲしていた。
なんだよ、朝から…
てか、女にカツアゲってどうよ?
そんなこと考えながら無視して歩こうとしたら…
「おい、てめぇも金出せや。」
俺にもカツアゲしようとしていた。