「そうだな…

みんな、力を合わせるぞー!」


「おぉー!」


あの女に助けなんていらねぇだろ?

なんとかするんじゃないか?


「加賀見、お前も来い!」


「ユリちゃんを守る隊の仲間だろ!」


俺の席を囲んで、男どもは言ってきた。


「なんだよ、その守る隊って!

俺が、いつ、そんな隊に入った!?」


勝手に、巻き込むんじゃねぇ!