少しの間、沈黙が続いてから私が喋った。
「…わかりました…。推薦の方をします…。」
と渋々そう言うと、先生は喜んで
「森岡、ありがとう!お前に頼んでよかったよ」
と先生は言ってきた。
強引に私を選んできたくせに!なんて、思いながら、ムッとなる。
これから、私が推薦人だと思うと溜め息が出てきた。
「じゃあ、詳しくわかったら、また連絡するな」
「はい…。」
私は元気のない声で、返事をした。
私と先生の短い会話が終わり、HR(ホームルーム)が終わった。

するとHR(ホームルーム)が終わった瞬間、急いで亜沙美と莉緒ちゃんの二人がやってきた。