「ジャーン!!!!」


さっちーは
言って
おにぎりを差し出した。
私と里桜も
それに続いて
お弁当を
差し出した。


「さっちー様と
里桜様と
愛美様に
感謝しなさぁぁい!!」


さっちーが
笑顔で
言った。

私と里桜は
さっちーに
気づかれないように
クスクス笑う。

男子達は
今にも喜んで
くれそうな
顔だった。

「すげ!!さっちー様
手作りの
おにぎり!!」


健ちゃんが
さっちーの作った
おにぎりをパクッと
食べた。

「うめぇぇぇ!!」

健ちゃんは
大喜びで
さっちーに
おいしいと伝えている。