いったい今何が
起こってるんやろ…

なんか…なんやろ…
なんとも言われへん
この感じ。

てかさっきの
男の子同じクラス…

なんかさっきの
できごと思い
出したら
恥ずかしくなってきた。
ガラガラガラ

前の教室の戸が
開いた。

「まだ居たん?」

さっきの男の子は
そう私に
言った。

私はまた
恥ずかしくなって
下を
向いていた。

「早く中にはいりーや!」

そう言って男の子は
私の手を引いて
私を教室の中へ
連れて行ってくれた。