文化祭2日目。

一般公開が9:30からで。



僕は相変わらず一人で座り込んでいた。


目元を飾るシールを代金払っただけで、終わる。



一人少ない。


そんな言葉を聞くと。


どーせその一人は自分だと思う。


売り物のはずのものを男子が物色している傍で、小さくため息をつく。