「あのね未来ー。
 お願いがあるんだけど。」
「ぇー。愛菜からお願い?
 珍しいなぁ。笑
 でなに?笑」
「えっと、おなじ部活の
 ○○○君いるでしょ?
 メアドあるらしいから
 教えてほしいんだ。」

『なんで?』

真顔で未来に言われて驚いた。
けど私はなんの疑いもなく
話しを進めていった。

「友達に聞かれたの。
『○○○君のメアド知ってる?』って」
「それで?」
「だから信頼してる未来に
 教えてもらいたくて。」
「それ誰に言われたの?」
「えっとね…。」
「なに?答えられないわけ?」
「そんなんじゃ…」
「じゃあなんで答えないの?」
「だって…。」

『もう!!愛菜なんか知らない!!』