病院に着き、私達は看護師さんに案内されておばさんとおじさんの部屋に行った。






扉を開けた瞬間衝撃を受けた。





傷だらけの二人が白い布を顔にかけられていたからだ。




「嘘……だろ…」




泣きながら隼人が今にも消えそうな小さな声で言った。




隼人が泣くなんて私が覚えてる中で三回しかない。




一回目は幼稚園で私と喧嘩したとき。




二回目は小学生低学年の時サッカーの試合に負けた時。




そして、三回目は……今日。