何度も電話をしたが、繋がる気配はない。





菜緒にまで何かあったら、俺は生きていけないと思う。





汗だくになりながら必死になって探した。




一旦家に戻ってきたところで菜緒がこっちに向かってくるのが見えた。




良かった。そう思っていると、隣には彼氏だと思われる人がいる。




もやっとしたけど、菜緒の方に行った。