「今日、お前の家でご飯食べるんだろ?」




そう言うと何で考えてる事分かったの?



みたいな顔をしている。




伊達に幼なじみじゃないからな。




菜緒の事は一番分かっていると思う。




「ほら、ボケっとしてないでさっさと行くぞ」



「う、うん」



俺達は二人並んで車に向かった。




昔に戻ったみたいで嬉しかったけど、もう菜緒の隣は俺じゃないんだよな……