私はどうやって家に帰ったかも分からなかった。



ただ、ひたすら泣いていたから。



いつのまにか自分のベットに寝ていた。



こんなに心は暗くても朝は必ずくる。



どんなに行きたくなくても学校は行かなくちゃならない。



「はぁ……」



思わずため息がこぼれてしまった。



学校なんて無くなれば良いのに。



この日は本気でそう思った。