「隼人っ!」




先に三角公園に着いていた俺に駆けよってくる大好きな彼女。





「なんで呼び出したの?」





菜緒はニコニコしながら聞いてくる。





きっとこの後俺が口にする事を頭の隅にもないだろう。





俺だってこんな言葉口にしたくない。





菜緒を泣かせたくない。





「俺達、別れよう」