この後、菜緒の両親と母さん達の親戚が駆けつけてきた。





俺は母さんと父さんが死んだ事が信じられないまま、あっという間にお通夜とお葬式が終わった。




まだ未成年だから、直接はあまり関われなかったけど手伝えることは出来るだけやった。




そのせいで菜緒に全然会えなかった。





菜緒に会いたいな。





次に会うときは別れを告げなくてはならない。




菜緒を失いたくねぇよ。





これ以上俺から大事な人を奪わないでくれ。





でも、俺から手放さなくてはならない。