ピピピピッ
目覚ましの音が聞こえる
「恋ー!起きなさい!何時だと思ってんのー」
「んー、はーい!わかってるよ」
何時って、まだ7時40分じゃん
ってー、もうこんな時間!!
やばいっ!!
ドタドタッ!
私は、急いで仕度をすませて階段をおりた。
「ほら、早くご飯食べなさい。」
「んー、ごめん!お母さん。時間ないから食べないで行く」
「えっ、何言ってるの?お昼までもたないわよ」
「大丈夫だよ。遅刻したら成績が!お母さん私の体と、成績どっちが大事?」
「え?そんなの、成績に決まってるじゃない。」
「でしょ?じゃ、行ってきます!」
「行ってらっしゃーい」
私の名前は、桐谷めい。中学2年生
ビミョーなお年頃だけど、もう子供じゃない
だから、私は恋をしてみたいんだ