顔をリンゴの様に赤くする真琴。


こうゆう所をみると
真琴も乙女だなぁと思う。


「…しょうがないなあ、聞いてきたげるよ」


はぁっと息を吐き言う私。


「本当!?やった!!由香ありがと〜☆」


真琴が私に抱きつく。


私は緊張しながら祐希の
返事をまつ真琴と他2人を
置いて、祐希に近寄る。


大きな声で祐希を呼ぶ。


「祐希!!」


ビクッ


「わぁ!!…ってなんだお前か」


一瞬ビクッとしてから
振り返った祐希。


遠くで真琴が祐希の
そんな姿をみて「かっこい〜…」
と呟いているのが分かった。


せき払いをし、本題に入る。


「あのさ祐希」


「ん?」


「宝探し…一緒に行かない?」


真琴のために
ニカッと笑いかける私。


「…え」


頭をガシガシかく祐希。


そして…


「いいよ」


ニカッと笑った。