昼休憩の終わりを告げる
チャイムがなり
私と真琴は席についた。


だが葉月はだいぶキレていた
ようで、優奈を呼び出し、
屋上へと向かった。


「…気になるよね」


「うん。いこっか」


私と真琴も屋上に向かった。


屋上に着くと、先に屋上に
向かっていた葉月と優奈が
向かい合わせでたっていた。


私と真琴はドアを半開きにし
2人の会話を聞くことにした。


「あんたさ、分かってないね」


葉月が優奈に言う。


「分かってないのはそっちでしょ」


優奈が言う。


「はぁ?」


「好きな人が友達に告白したのよ!?どんだけ辛いか分かんないの!?」


「…由香の方が辛いよ」


「…は?」


「友達の好きな人に告白されて…友達への罪悪感、友達の好きな人をふる罪悪感、由香の方が辛いよ!!!」


…葉月…。


「はぁ!?智を好きにさせた由香が悪いんじゃん!!」


「好きにさせれなかったからってひがむなよ」