まぁ、そんなこと土方さんに向かって言える訳ないですね。
「とにかく、私は小姓にはなりたくありません」
「こんな色男の小姓になれるってのに、ありがたみを感じねえとは変わった奴だな。だが、天宮は俺の小姓だ。これは決定事項」
何ですかそのナルシスト発言とオレ様発言。
イケメンだからって何を言っても許されると思ったら大間違いですよ。
それに、土方さんがいくらイケメンだとしても、私のタイプじゃないですから効果は半分以下です。
「天宮」
「はい」
私に話し掛けてくれたのは斎藤さんだ。なんだか照れくさそうに頬を掻いています。
「俺の隊に来ないか?」
「斎藤さんの隊ですか?」
斎藤さんが頷く。
「さっきの試合を見て思ったのだ。天宮にはまだ成長の余地がある。おまえの剣術の指南をしてみたい」
まさかの弟子の誘いですか。
でも、私にはもうすでに師匠がいますからお断り
「どうだ?」
でも、斎藤さんの期待の眼差しをされてしまっては断りにくいです。
土方さんなら即答で断れるんですが、斎藤さんの場合は躊躇してしまいます。
今朝、一緒に道場の雑巾掛けをした仲だからでしょうか?
「とにかく、私は小姓にはなりたくありません」
「こんな色男の小姓になれるってのに、ありがたみを感じねえとは変わった奴だな。だが、天宮は俺の小姓だ。これは決定事項」
何ですかそのナルシスト発言とオレ様発言。
イケメンだからって何を言っても許されると思ったら大間違いですよ。
それに、土方さんがいくらイケメンだとしても、私のタイプじゃないですから効果は半分以下です。
「天宮」
「はい」
私に話し掛けてくれたのは斎藤さんだ。なんだか照れくさそうに頬を掻いています。
「俺の隊に来ないか?」
「斎藤さんの隊ですか?」
斎藤さんが頷く。
「さっきの試合を見て思ったのだ。天宮にはまだ成長の余地がある。おまえの剣術の指南をしてみたい」
まさかの弟子の誘いですか。
でも、私にはもうすでに師匠がいますからお断り
「どうだ?」
でも、斎藤さんの期待の眼差しをされてしまっては断りにくいです。
土方さんなら即答で断れるんですが、斎藤さんの場合は躊躇してしまいます。
今朝、一緒に道場の雑巾掛けをした仲だからでしょうか?