斎藤さんに頭をナデナデして貰い、上機嫌で掃除の後片付けをした後、部屋で待っていると
「飯を持ってきたぞ」
ノックもせずに土方さんが部屋に入ってきました。
一応女子の部屋なのですから、一言ぐらい言ってから中に入って欲しかったです。
「ほら、さっさと食え」
私の前に置かれた膳の上には味噌汁とご飯そして野菜のお浸しにお豆腐。
すごく体に良さそうな朝食です。
「頂きます」
昨日は蕎麦しか食べていなかったので、空腹だった私はさっそく朝食を頂きました。
炊飯器とは違い、釡でご飯が炊いてあるのか、お米がフワフワしてとても美味しい。
味噌汁もとても落ち着く味がします。
ご飯は美味しいです。美味しいのですが……。
私はチラッと前を見ました。
視界の先には腕組みをしたまま、私をじっと見る土方さんの姿があります。
なぜ、土方さんと向かい合ってご飯を食べなければならないのでしょうか?
土方さんは話すわけでもなく、ただじっと私を見つめてきます。
正直気まずいです。
少し食べづらさを感じながら朝食を終えると、土方さんが私の名前を呼びました。
「おまえ1番隊に入隊したいんだよな」
「はい、そうです」
土方さんがここにいたのは私に入隊の話しをするためだったか。
だったらもう少し早く食べればよかった。
「それでな、1番隊の組長におまえの事を話したんだ。そしたら」
「そしたらどうしたんですか?」
「おまえの入隊を拒んだ」
……はい?
「飯を持ってきたぞ」
ノックもせずに土方さんが部屋に入ってきました。
一応女子の部屋なのですから、一言ぐらい言ってから中に入って欲しかったです。
「ほら、さっさと食え」
私の前に置かれた膳の上には味噌汁とご飯そして野菜のお浸しにお豆腐。
すごく体に良さそうな朝食です。
「頂きます」
昨日は蕎麦しか食べていなかったので、空腹だった私はさっそく朝食を頂きました。
炊飯器とは違い、釡でご飯が炊いてあるのか、お米がフワフワしてとても美味しい。
味噌汁もとても落ち着く味がします。
ご飯は美味しいです。美味しいのですが……。
私はチラッと前を見ました。
視界の先には腕組みをしたまま、私をじっと見る土方さんの姿があります。
なぜ、土方さんと向かい合ってご飯を食べなければならないのでしょうか?
土方さんは話すわけでもなく、ただじっと私を見つめてきます。
正直気まずいです。
少し食べづらさを感じながら朝食を終えると、土方さんが私の名前を呼びました。
「おまえ1番隊に入隊したいんだよな」
「はい、そうです」
土方さんがここにいたのは私に入隊の話しをするためだったか。
だったらもう少し早く食べればよかった。
「それでな、1番隊の組長におまえの事を話したんだ。そしたら」
「そしたらどうしたんですか?」
「おまえの入隊を拒んだ」
……はい?