体育館につくとボールの音が聞こえる。
あぁ。懐かしいなぁー。

「麻里なんか懐かしいね。」

「ふふっよかったわ。」

あぁ、このドリブルの音懐かしい。
すると、

「キュッキュッドンドンドンッ」

なんか聞き覚えのある音。
この音を覚えてないわけがない。
なんか胸が苦しい。。。


「麻里…このバッシュの音とドリブルの音がそっくり。あいつにそっくり。」

私は体育館の入り口の前でしゃがみこみ小さく震えた。

「雅!!大丈夫!?雅!!」

「私のせいだーー!悠を悠をあんな目にしたのは私のせいだ!!!!ごめんなさい、ごめんなさい。」

「雅!!」

私の意識がだんだん遠くなってきている。
あれ?体がういた。
誰かに運ばれてるのかな…
そして、私は、意識を手離した。