side雅

そして、私たちはSクラスに入った。

「うわー。麻里みんなすごい。何て言うかもうね。すごい!!」

「うん。そうね。すごいわね。
とりあえず席につきましょ。席が前後でよかったわね。」

「うん!よかったあーー!」

そして私たちは席についた。
すると、、、

「キャーーー!イケメン!」

え、うるさい。。。なんなの。。。

「麻里…廊下うるさいよお。」

「そうね。なんの騒ぎかしら。」

すると、その騒ぎがこっちにやってきて、
私たちのクラスにやって来た。
2人入って来た男の人たち。
うーわ。イケメン。顔整いすぎ!

「麻里あの二人だね。うるさかった原因。」

「そうね。あの容姿だと騒がれてもおかしくないわね。」

そんなことを話していると、

「こらー。お前ら席つけーっ。
ってか、もうみんなついてるか。
今日からお前たちの担任の藤嶺 洋一だ。
この、ルチア学園は、入学式がない!なので今日は、これで解散!!部活動見学に行ってこい!」

え!まぢか!すごいおおざっぱな先生だなぁー。
部活動見学かぁー。ここって別に入んなくてもいいんだよね?じゃあ入らなくていいっか。

「雅なに部活入るー?」

「え?部活入んなくてもいいんじゃないのー?」

「あんた、ばかね。Sクラスは、強制的に入んないといけないのよ?」

……………………

「ええええー!まぢで!入らない気満々だった。」

じゃあ、文化部にはいろーかな。

「雅あんた。文化部にしようとしてるでしょ。Sクラスは運動部限定よ。」

「はぁ?まぢで!?がちで!?」

えぇ。じゃあなに部はいろー。

「じゃあ。あたしテニスで。」

「雅。。。あんたそれまぢでいってんの?」

…しょうがないじゃん。もう、バスケはできないんだから。
てか私は、やる資格がないんだ。

「雅…」

「麻里。私は、もうバスケはやらないの。やってはいけないの。」

「じゃ。じゃあさ!あたしの見学に付き合って!バスケ見るだけだったらいいでしょ!!ほら行くよ!!」

「えっ、ちょっ、まっ、まってよ!!」

もう、ホントに強引なんだから…
でも、麻里が気を使ってくれてるのはわかる。ごめんね。気を使わせて…