「大雅!!!!」 敵が右端に集まりフォワードへ攻撃しているうちに俺がいる左側には 全くと言っていいほど誰もいない。 観察力のいい大雅はすぐにボールを奪い取り俺にパスをした。 全力で走る。 敵が目尻あたりにみえたが追いつくはずない。 Hポールの真下にボールを置き滑りこむ。