「それ、絶対怪しいから!!」
テーブルを叩きながら、
そう言うのは幼稚園からの付き合いで、
幼馴染の由良だ。
あの不思議なメールをもらった
次の日、私は由良とファミレスに
来てお喋りをしていた。
そんななか、ふと由良に
あのメールのことを話してみたのだ。
「でもね、この写真見てると、
なんだかこの人、そんな悪い人じゃないように思えて.....」
私が由良に写真を見せながら
そう言うと、
由良はキッと睨んでくる。
「あまい!!
そんなのただ空を撮っただけでしょ!
とにかく絶対返信なんかしちゃダメ!
変な事に巻き込まれた後じゃ、
遅いんだから!」