次の日の朝....
私はいつも通り、
お気に入りの目覚まし時計で
8時に目が覚めた。
ふと枕元の携帯に目をやるが、
受信メールは無いらしい。
「なーんだ。
そっちが返信しろって言ったから
したのに、反応なしか。」
私はベットから起き上がり
携帯を持つとリビングへ向かう。
むしむしと嫌な暑さのこもった部屋。
私はとりあえずエアコンと電気
をつけ、キッチンに入った。
「今日は.....パン焼けばいいか。」
残り一枚となっていた食パンを
トースターに入れると同時に、
リビングのテーブルに置いておいた
携帯がブーブーと鳴りだした。