「たぶん四人同時に教室出たからきっと怪しまれるだろうな」

優也は笑いながらそう言う

相談室近くの階段についた

「じゃあ後はお二人で」って言いながら優也と紗友里は端っこに隠れた

端っこに隠れただけかいとツッコミたかったどとりあえず山村くんの返事を聞く

「あのとき告白されてびっくりしちゃって」

私はうんうんと頷きながら山村くんの顔をじっと見つめる

「僕でよければよろしくおねがいします」

山村くんのこの言葉で私は山村くんの彼女になれました