「とりあえず座ろっか ね」

そう言って私と紗友里はイスに座った

座っても私はずっと泣いてた

紗友里は私の背中をずっとさすってくれたり持ってたポケットティッシュを渡してくれたりした

優也はまだ戻ってこない きっとまだ電話が終わってないのだろう

一向に泣き止まない私をみて紗友里が言った

「大丈夫だって もし振られたとしてもドッキリでしたって言えるから だから元気だして」

紗友里のその言葉になんだか救われた気がした

「そうだよね・・・・・・ドッキリだって言えるよね・・・・・・ありがとうね紗友里」

「いいよいいよ 気にしないで」

紗友里のおかげで少し元気がでた