「でも?俺はずっと待ってたぞ?」 「もう、昔の話じゃない?」 「そうだけど・・・昔なんて、ひどいじゃないか?」 「だけど、実際、そうでしょ?」 「もう、俺の事は、好きじゃないんだな?」 「ごめんね・・・・」 「分かったよ、気を付けて、帰れよ?」 「うん・・・・ありがと・・・・」 私は、席を立ち、鞄を肩に掛けて、教室を出た・・・