朝。 7時30分。 必ずこの時間に家のインターホンが鳴る。 「…あ、鳴った…。」 春紀が来た。 玄関を開けると制服を来た見慣れた顔の奴がいた。 「おはよう。準備、できた?」 「…待って。…朝ごはん、食べてくる…」 「じゃあ待ってる。」 私たちの会話はいつもこんな感じ。 春紀は反応が薄い。 朝ごはんを食べ終えて玄関を開けると さっきと変わらず春紀はいた。