私が今度こそ立ち去ろうとすると…

?「ねぇ、君!」

と、声をかけられた
男の声だったので若干殺気を向けながら振り向いた

守「なんだ?」

私が振り向いた先には、かなりの美形の男二人が立っていた

片方は無表情だが、もう一方は笑っている

だが、その笑みは全く目が笑っていなかったのだ



あ…コイツヤバい…


?「ねぇ、あの男を倒したのって君だよね?」


……………しらばっくれよう!

守「人違いです」

?「人違いもなにも見てたからな~」

じゃあ聞くなや!
なんなんだコイツ!?

?「とりあえず付いてきてもらうよ」



クソッ!
ええい!逃げるが勝ちだ!


私は脱兎のごとく駆け出した!


?「あっ!ちょっと!!」

後ろから男の焦った声が聞こえた