「んぁ~、朝か…」

民家の屋根の上に焦げ茶色の髪を高い位置で結んでいる少年…否、少女がいた

端から見れば女顔の美少年だろう

艶がある髪に整った顔立ち…まぁ、本人は無自覚という可哀想な結果だが…

少女はまたいつもの一日を迎えようとしていた