「さて、と。行くか。桜子!」

「ったく 遅いよ。」



あたしと悠月は
悠月ママに 軽く挨拶して、
家を出た。


…………
…………
………
……

in学校

「おーはよっ、桜子っ!」

「あっ、おはよ、みーみ。」

席について、机の横にスクバをかけたと 同時のタイミングで、友達のみーみこと、みなみが
話しかけてきた。


「今日も、仲良く二人で登校してきたん?」

「仲良くではないよ?
昔から一緒だから、そんなかんじなだけで…」

「まぁ、ずっと、幼なじみだしね。」


…グサっ。


「確かにそだけど、ソレわざわざ言う必要あります?」

「まーまー。
あんっなにモテモテで人気者のの悠月に
彼女ができないのは、

桜子がずっと悠月のそばにいるからよな笑」

「…まーね。いまさらなによ。」