断った…かな?




毎日、悠月のスクバの中に入ってるラブレターの宛名を見て、ドキドキしてる。



「おまっ、勝手になにみてんの?」
「ひゃ!」


ラブレターを見つめてぼんやりしてたから、悠月が着替え終わってたことに気づかなかった。


「勝手に見るなんてひどくないでーすかぁ? ま、桜子なら信用してるし?見てもいーけど♪」

「でしょ?
あたしに見られたってなんともないだろ笑  だって…」


「「幼なじみですからね笑」」





どーせ、ずっと、幼なじみって関係なんだし。


どうせなら、ずっと、この
ポジションは
あたしのモノがいい


「桜子? 元気なくね?


…ってあ゙!」


悠月の視線の先に目を向けると…

「えっ!?あっ!!

じ、時間!!」



時間がかなり
過ぎていたことに 気がついた