……



準備室に到着。

みーみは 鍵穴に鍵を差し込んで、右に一回転させた。


カチャリ。


「よーっし! 話そー!」

そういって、右手をあげるみーみ。


「おー!もう スッキリするぞ!」


あたしもヤケになって
そう 言ってから、準備室に入った。



なんで、この準備室の鍵を
あたしらが持ってるのか?


それは…




あたしのおじさんが
この学校の教員だから!


※ちなみに教頭。



教頭だから いつだって好きなよーに鍵を借りれる。


そう、例え 授業中だとしても、ね笑


あたしに 甘いおじさんだから、よかった笑

お父さんと大違い。笑
お父さんの弟のハズなのにな。笑





準備室のドアを後ろ手で閉め、カチャリと、しっかり鍵をかける。


誰か 来たら大変だしね笑笑



「さて、話してもらいましょーか?!」
楽しそうに ニコニコ
頬杖をつきながら
あたしを見つめる みーみ。



「そんな、楽しい話じゃないかんね?

逆に嫌な話、だから−…」