俺たちは次に行く店を探しながら歩いていた。


「なぁ、なんでさっき、百合愛たちを誘ったんだ?」



「え?う~ん。
優とラブラブしてるところを見せたかったらか・・・かな?」


「はぁ?なんだそれ?」


「優って、百合愛ちゃんのこと好きなの?」


「・・・。
まぁ・・・生徒会メンバーだし?」


「そうじゃなくて!女の子として!」


「それは・・・」


奈緒は急に立ち止まり
俺を真剣な顔で見つめた。


「ねぇ、優。よかったら私ともう一度付き合ってくれない?」



「え・・・」



「だって、百合愛ちゃんのこと好きじゃないんでしょ!?
・・・だったら!」


「・・・。
好きだ・・・!」



「え・・・!?」