「ッハ、ハア、!、、どこだ、、」


視界に入った彼女は、河原に膝を抱えて座り込んでいた。


彼女が考え事をする時の癖だ。


「、、、ハアッ、、ハッ、、変わらないな、考え事か?」


何も考えず、自然に声をかけていた。



「、、、っ、恭、ちゃん、、なに、してん、のよ」


声をかけたのが僕であることにとても驚いているようだった。


「、なあ、泣いたのか?」



「う!うるさいな!泣いてません」



図星の時に怒り出す癖も相変わらずだ。



「亜香里」



「な、なによ」