「、、ふっ、、なわけないか。」



自嘲気味に笑う。



「、え?聞こえない、何?」



こんな僕じゃ君を幸せになんてできないんだろう。



せめて、伝えることができたなら。




「亜香里、」



--------フワッ



「ん?なあに?」



甘い甘い、彼女の香りも



見慣れたその横顔も



僕は