二人で食べるおひさまプリン。

幸せ度はピークを過ぎて振り切れ寸前。

それくらい幸せだった。


「梨織、俺にもご褒美ちょうだい」

と、天野くんが私にキスをした。

プリンの味がする優しいキス。


もう顔が真っ赤でもいい。

天野くんに隠す部位なんてない。


私はそっと目を閉じた……。