「凛ごめんね。
俺、かなり調子乗ってた。
凛は何があっても離れない。
俺の隣に必ずいてくれると思ってた。
最低な事してるってわかってるのに、
バレなきゃいいや!って正直思ってた。

何度謝っても、
凛を傷つけた事実は変わらない。

でも、本当に好きだった。
俺の初恋だった。
高校生の頃、毎日一緒にいて
本当に楽しかったし幸せだった。
あの頃から今もお前が好き。
信じてもらえなくてもいいから、
今から誠意を見せて行くから、
もう一度やり直して欲しい。」

真っ直ぐあたしを見て言う。

「ごめん。無理だよ。」

それしか言えない。

無理だと言っても
謝りやり直したいと言う。

何度も同じ言葉を繰り返した。