高校を卒業しても、
あたし達は仲良く、
大好きだと言い合う毎日。

大学はお互いの夢を叶える為に、
違う所へ進んだ。
毎日一緒にいたのに、
隣に学がいない事が寂しかった。

会える時間があれば毎日会ってたし、
メールも電話も毎日していた。

離れても俺は凛だけだよ。

その言葉を信じ、疑う事もなかった。

信じてたあたしは、
もうすぐ深い闇へと吸い込まれるんだ。

何も知らなければ幸せだった。

知らなければ良かった。