付き合った半年間、
廉はいつも笑ってくれていた。

本当は辛かったはずなのに、
あたしに愛をたくさんくれた。

好き?と聞いてくる、
廉の顔が悲しかった事に、
ずっと気付いてたのに、
嘘でも好きと言えなかった。

嘘の好きなんて、廉には言えなかった。

好きになりたかった。

好きになれなくて、ごめんなさい。

何度謝ったって許される事はないけど、
許されなくてもいいから、
廉から苦しみがなくなります様に。

恨まれてもいい。

だから幸せになって下さい。

誰よりも幸せになって欲しいです。