「優くんありがと。
男の人といて自分のままでいれて、
こんなに笑えたの久しぶりかも。
優くんがあたしの事、
男友達みたいに扱ってくれるかもだけど。
本当にありがと。」
素直に伝えてみる。
「凛ちゃんバカなの?
ま、いいや。こっちこそ楽しかったし!
凛ちゃんの寝顔を真近で見れたし〜。」
素直に言ったのにバカって何?
あ、あたしが彼氏に素でいれないのが、
バカだと言ってるのか。
「寝顔は忘れて下さい!
今日彼氏の所に行ってくる。
謝って別れてくる。
謝ったって許されない事してたけど、
許されなくても別れてくる。」
そう言ってメールを彼氏に入れる。
話したい事があるから、今日会える?
これがあたしからメールした、
最初で最後の文だった。
廉ごめんね。
好きって1度も言えなくて。
自分からメールもしなかったね。
最低なあたしを怒ってね。