優くんに出会い、
初めは本当に嫌いでした。
心を見透かされてる様で嫌でした。
嫌いになって。諦めて。
何度思ったかわかりません。

好きだと言われる度、心が痛みました。

傷付けてばかりだったと思います。

あたしはあなたに興味ありません。
早く新しい恋愛をして下さい。
忙しいので返事はたまにしか出来ません。
あたしはあなたを好きになる事は、
絶対にありません。

そう何度もメールしました。

けどあなたは、

大好きだよ。
幸せだよ。
裏切らないよ。
一生好きでいるよ。

そう何度も言ってくれました。

ヤメテ!

そう思ってたはずなのに、
いつからかメールを待つ様になった。

好きだと言われ続けたあたしは、
あなたに心を持っていかれた。

何でもないメールが来る度に、
どうでもいい事を返していた。

好きだよ。その文字を見るだけで、
心の少し奥の方が、
キュゥって痛くなりました。

けど、
あたしは伝える事なく過ごしてきました。

そんなわけない‼︎そんなはずない‼︎
これは恋じゃないよね?

何度もそう自分に問いかけてました。

その時に気付きました。

もうあなたと向き合っているという事に。
この胸の痛みは間違いなく恋なんだと。

なのに、
違うと言い聞かせあなたに会いました。

あなたが変わったか、
知りたくて会ったんじゃない。
あたしがあなたにただ会いたかった。

もうあたしの事を諦めていたら、
この想いは言わない。
そう思ってました。
これ以上、傷付けられない。

なのに、
最後まで素直になれなかった。
あなたの想いを聞いて、
愛されてると確認してから、
自分の気持ちを伝えました。
自分を守ってしまいました。

あなたに恋をし、
これからどうなっていくのかわからなく、先なんて考えてもなかったけど、
あたしは幸せでした。

あなたに出会い恋をして、
幸せだと感じました。