「剛くんと笑ってる結衣を見て、
初めは過去に出来たから、
笑えているのかと思ってた。
けど、幸せそうな顔して、
剛くんの隣にいて懐かしいと言うか、
久しぶりにあんな顔の結衣を見たな〜と
思った。
頑張って!
あたしに何か出来るかわからないけど、
応援してる。
2人がまた付き合う事を願ってる。」
前を向いている結衣が凛としていた。
結衣は、頑張ると笑いながらピースした。
「で?凛の話したい事って?」
結衣の前向きな後に言うのを、
少し躊躇ったがあたしは話し始めた。
海での事。
廉との事。
昨日あった事。
あたしをずっと知ってたという事。
好きだと告白された事。
優くんを挑発して、してしまった事。
嫌われようとしてる事。
話していくうちに、
結衣の顔が曇っていく。
けど、うんうん。と聞いていてくれた。
「これで全部。」
そうあたしが話した後、
結衣が悲しい顔をしながら口を開いた。