「えぇ~!!!」


「ったく、うるせーな。おとなしく捕まってろ。落ちるぞ」


「は、はい…」


落ちるのは嫌だけど、この格好恥ずかしいよ!


お姫様抱っことか…周りの目が怖いです…




━━保健室。


「誰もいねーか…よっと」


市加瀬君は私をゆっくりベッドにおろしてくれた。


「あ、ありがと」