「え、えっと。補習を受けてて…」 私は下げていた目線を上げた 会長は笑顔を崩さないまま、私との距離を縮めてく …この人怖い 私は、一歩づつ後ろにさがった 「…かわいいね。」 会長はパシッと楓の腕を掴み、体を引き寄せた 一瞬なにが起こったのかわからなくなっり、頭が真っ白になった 「こんな遅くまでいたら、狼に食べられちゃうよ?」 耳に何か柔らかいものがあたった気がした