大きなあくびをしながら、楓は授業を受けている 授業めんどくさいなぁ 時計をチラチラと見て授業の終わりを知らせるベルを待つ。 キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン 「お昼だ!」 麒麟の力を大体コントロール出来るようになった楓は、友達と話す事が出来るようになったのだ 「2日ぐらい楓を見てなかった気がする〜」 「あ、わかる!」 理子と岬と声を合わせて笑った 嗚呼、久しぶりの普通の高校生活 …なんてね。