「ん?」


楓はメモしていた手の動きを止める



「麒麟って種類とかあるんですね。」




「そうそう、みんな仲良い訳じゃないからねぇー。」




先輩は相変わらずニコニコしている



「ん?麒麟同士でともぐいってことですか?たべるって?」




「そうかも、しれないし、そうじゃないかもしれない。」




そういって樹はコロコロと笑った