岡田…?


……気のせいか



「これから色々あると思うけど困った時は僕に聞いてね?」



フェンスに手をかけながら私を見る仕草に、心臓がはねる




「…はい。」




うつむきながら返事をする





そんな私を見て先輩は手を差し伸べる




「これからよろしくね楓ちゃん。」




少しためらった後、私は先輩のてを握った