「ごめん・・・よく話よめねぇや・・・」

京介くんは、分かってない顔をした・・。

星くんも・・・。

最低だょ・・。

さっきの話がよみがえる・・。
全部鮮明に・・・。

それに笑ってた自分も・・・。

ばかみたい・・・。

「怒鳴って・・・ごめん・・・。」

私は、座った・・。

「一昨日から、め-るしてる美香は・・・私ってこと・・。
その京介くんが落とそうとしてる仔は、私ってこと・・」

なんだか笑えてきた・・。


「まじかょ・・」

京介くんは急に方向転換した。

「え?」

「ごめんなさいっ!」

京介くんは頭を下げた・・・

「ぃぃよ・・きょうすけくん悪くないよ・・」
「俺、最初遊びだったけど、だんだん惚れてるんだ・・・」

え?

告白?

私はちらっと星くんを見た・・・

そしたら・・・握りこぶしつくって・・・
初めてみる恐い顔してた。

「でも、付き合いとか今わ思ってねぇし・・・。
これからもダチとしてよろしくな・・・」

って言うんだ・・・。

「ぅぅん・・・・・大丈夫だょ・・。」


ばんっ!!!!

びくっ・・・

急に大きい音が鳴った。

それは、怒りに震えてる・・・。

「星?」

「星くん?」

「誰だょ・・・」

すっごい低い声・・。

星くんじゃないみたい・・。

「なにが?」

「その美香紹介した女だょっ!!!!!」